【換気扇・洗面台・トイレの取替工事】事前調査は必要?
換気扇、洗面台、トイレの取り替え工事の際は、
以下の①、②、③いずれかに該当する場合、事前調査が必要です。
①換気扇、洗面台、トイレを解体する場合
換気扇、洗面台、トイレのパッキンや、ガスケット部分に石綿が使用されている可能性があるため、
事前調査を行い、品番や製造番号を頼りにメーカーに石綿含有について問い合わせてください。
また、解体時に周辺の建材を傷つける恐れがある場合は、周辺の建材も調査の対象になります。
②換気扇、洗面台、トイレ撤去時に周辺の建材を傷つける恐れがある場合
ボルトや釘等を撤去し、手作業で取り外すなど原形のまま取り外す場合においても、
撤去時に周辺の建材を傷つける恐れがある場合には事前調査が必要です。
その場合、傷つける恐れがある周辺の建材が事前調査の対象になります。
③新しい換気扇、洗面台、トイレ設置時に周辺の建材を傷つける恐れがある場合
解体等作業をせず、撤去時に周辺の建材を傷つけない場合においても、
新しい換気扇、洗面台、トイレ設置時に周辺の建材を傷つける恐れがある場合、事前調査が必要です。
例)電動工具を用いて壁に穴あけするなど
その場合、傷つける恐れがある周辺の建材が事前調査の対象になります。
①、②、③に該当しない工事(※)の場合は、事前調査は不要です。
(※)換気扇、洗面台、トイレを解体せず、周辺の建材を傷つけずにボルトや釘等を撤去し、手作業で取り外すなどの作業及び、新しい換気扇、洗面台、トイレ設置時にも周辺の建材を傷つけない工事
例)ボールタップのみの交換など
ただし、取り外した建材の廃棄時に、石綿含有産廃に当たるかの確認が必要になります。
必ずメーカーに石綿含有について問い合わせてください。