国や各メーカーのホームページで含有建材を公開しているが、載っていないものは「石綿なし」と 判断してはいけない。では何を根拠にしたらよいか。

事前調査結果の記録については、「記録にはいずれの方法で判断したか、その判断根拠として使用した書類を含めて記録する。」とされています。

判断根拠として使用できる書類は以下の通りです。
・メーカーの石綿無含有証明資料
・分析調査結果の報告書
・製品を特定し、その製造年月日が平成 18(2006)年9月1日以降であることを確認できる書類

現実的にはメーカーによる証明や製造年月日による判断が難しいことから、
石綿無しと判断するには分析調査を依頼することが多いです。

UNI-PORTの運用上は、分析調査結果のPDFアップ欄に根拠書類をアップロードすることで対応可能です。

 

■参照:
P92.5)調査結果と判断根拠

建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び 石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアルより抜粋